飛騨の森のナチュラルハーブ7種を配合

キハダ
ミカン科の落葉高木で、樹皮を剥くと黄色をしています。漢方薬では黄柏と呼ばれ、古くから胃腸薬として、消炎・殺菌を目的に配合され、昔から民間薬として使用されたと伝えられています。

ヨモギ
お灸に使用するモグサの原料。独特の香りには温熱効果があるシネオールが含まれます。韓国伝来のヨモギ蒸しは、女性特有のトラブルのための民間療法として親しまれてきました。

カキドオシ
日本の民間療法だけでなく、フランスでも古くから治療薬として利用されてきました。初夏に株元から採取し、陰干しにしたものが連銭草（れんせんそう）という生薬で、濃い煎じ液を湿疹に塗布したり、消化器系疾患にも有効だと言われています。

イノコヅチ
茎の断面が四角形で、茎の節が猪子の膝のように見え、槌に見たてたことが名前の由来。夏から秋にかけて緑色の小花をたくさんつけます。和え物にしたり、乾燥させてふりかけにするなどして食すると血流を改善する働きがあると言われています。

クワ
西洋名はマルベリー。美味しい果実だけでなく、カルシウムや鉄分、カロテノイド、ミネラルなどが含まれている栄養豊富な葉や茎は、昔から生薬として重宝され、人間だけでなく蚕が食することでもおなじみです。ちなみにビタミンCの含有量はキャベツの60倍。

クズ　　
マメ科のつる性の多年草で生命力が強く、漢方薬の葛根湯にも配合されています。根を粉末にした葛粉はでんぷんを多く含み、湯に溶かすと、ほのかに甘くとろみがあり、おやつや回復食として老若男女に愛されてきました。紫色の可愛らしい花は二日酔いを消し去るとも言われています。
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クロモジ
漢方であまり使われてこなかったジャパニーズハーブ。枝を折ったり、木の皮を擦ると爽やかで上品な香りがします。高級爪楊枝に使用されたり、お茶として飲用したり、精油を化粧品に利用したりします。